こんにちは、てくてくです。
今日は女性が結婚後直面する『仕事と家事の分担』について書きたいと思います。
てくてくは、週3~4で扶養内パート主婦をしています。
家庭の在り方にはそれぞれあると思います。
デリケートな問題ですし、色んな形があっていいと思います。
その中の一例として今回はてくてく家の場合をシリーズ化してご紹介いたします。
家族会議
てくてく家では新婚当初、主導権争いが何度も勃発し、どちらが家事をするかとか家計はどのようにしていくかとかその度に家族会議をしました。
そして、一番大切なのは家庭内が平和であることと分かってからは、お互いが過ごしやすい環境に整えることに尽力しました。
そして決まった現在の様式がこちらです。
②家計は夫の給料で賄う
③お掃除ロボットを買った
④家事分担はイギリス家庭から学ぶ
いかがでしょうか。
色々ご意見ありそうですが、
今日は①フルタイムから扶養内パートへの詳細についてお話しします。
フルタイムから扶養内パートになった
てくてくは流行りのWインカムを捨てて扶養内パートになりました。
勿体ない!と周り(主に実母から)から散々言われました。
どんな将来でも良いように、女性は職を失ってはいけないと小さな頃から言われて育ちました。
刷り込みもあるし、事実そうだし、社会のレールから外れるのではないかという不安はありました。
てくてくの愛読雑誌は「日経ウーマン」。
フルタイムの女性が対象の雑誌を読んでいたので、想像つかなかったんですね。
一方、義両親は仕事を辞めると伝えた時に「ゆっくりしたらいいよ」と言ってくれました。
(両家の家庭環境の違いが、反応の違いとして出ました。)
義両親の反応が一番気になっていたので、正直ほっとしました。
フルタイムを辞めた理由
これは単純な3つの理由があります。
1つ目は、結婚後に転職した職場が最悪だったから。
転職先は同業だったのですが、地域間ギャップや上下関係・謎のしきたりがあり、かなり面喰いました。
それはもう、体調不良になるくらい。
試用期間中のわずか3か月で退職することになり、周りにも驚かれたし、短期間の退職がプライド的にも許せないけど逃げるしかないと思いました。
しばらくは田舎嫌い・人間不信になっていましたが、退職後に一人の時間を取り戻して徐々に落ち着きました。
自分を守れるのは自分だけ、合わない職場は即刻退職するべきです。
2つ目は、夫の短期海外赴任が決まったから。
てくてくは日本にいる予定でしたが、一人日本にいてその職場に通いたくない。
一回くらいは赴任先に遊びに行きたいと思い、役割りが出来てしまう前にフルタイムを辞めました。
3つ目は、共働きであっても家事分担の割合がてくてくの方が多かったこと。
共働きでも女性が家事育児をすることになる。
これは日本女性に最も多い悩みかもしれません。
てくてくは結婚前にそんなに深く考えておらず、自分と同じように夫も家事をしてくれると思っていました。
しかし、夫の求める家事レベルと、てくてくの求める家事レベルは違う。
いつも綺麗な部屋でいたいてくてくと、特に気にしない夫。
てくてくが家事をすることになるのは必然でした。
お互いイライラして喧嘩になることも多かったです。
正直、1.2の理由がなければ、今でもフルタイムを続けていたかもしれません。
それが当然だと思っていたから。
だって日経ウーマンにはそう書いてある!笑
しかし、フルタイムを辞めた時点で家事はてくてくの管轄になりました。
結果的に喧嘩はしなくなりました。
驚いたことに、良い変化は他にもありました。
フルタイムをしていた時には頼んでもしてくれなかった家事を夫がやってくれたり、お礼を言うになったのです!
てくてくも仕事帰りの夫を労えるようになりました。
人の心理って不思議です…
また外食やお惣菜を買うことも減り、夫婦そろって体調がどんどん良くなりました。
二人で分担出来ればそれに越したことはないけれど、そうできない場合は家事を担う存在は必要だと実感しました。
扶養内パートになった理由
さてフルタイムを辞めた後、なぜ扶養内パートになったかといいますと、理由2の夫の海外赴任が大きかったです。
てくてくは夫がいない間、時間の融通が利くように短期パートをする予定だったのですが、保険料などを払うほど働くと、逆に損になるため扶養内になりました。
また、専業主婦という選択肢はてくてくの性格上も家計上もありえませんでした。
趣味のお小遣いも稼ぎたいし、外で働かないと無気力になることが分かったからです。
女性に求められていること
夫の留学中、扶養内パートをしている職場ではてくてくの働き方について、多くの方がら助言をいただきました。
その大部分が、子どもがいないうちにフルタイムに戻って、産休育休を取れるようにしたらいいのにというもの。
今の時代ではそれが一番手堅い方法だと思います。
しかし、助言自体は有難いことではありますが、どうも余計なお世話と感じてしまいました。
お金と社会保障という点では良いのかもしれませんが、てくてく自身の日々の安らぎや満足度は一向に考慮されていません。
特に、「子どもいないんだから、日中暇でしょう?」
という意見には辟易しました。
日中に子育てや会社で働く以外のことをしていて何が悪いのか。
仮に暇だったらいけないのか。
子どもがいない人は暇だという発想も、子どもを作る前提の会話も時代遅れな気がしました。
もちろん、子どもがいると忙しいとは思いますが、子どもは勝手にできるものではありません。
自分が子持ちで忙しく働いていても、よその子どもがいない家庭に、同じように働くことを求めるのはナンセンスだと思います。
ただ、それだけ女性に求められているものが多いということも実感しました。
女性も男性と同じように働き、結婚したら家事をして子供を産む。
産んだ後もフルタイムで働き、家族の世話もする。
仕事の楽しさややりがいも知っているつもりなので、フルタイムで働くことが好きな女性がいることも知っています。
しかし、てくてく自身はそこまで器用はありませんし、フルタイムで働くのであれば、子育ても家事もキッチリ夫と半分が良いです。
これは女性だけでなく男性の意識や社会構造の問題もあるし、気にならない人にとっては問題ですらないことだと思います。
考え方や家庭事情によって感じ方・問題は変わってくると思うので、せめて家庭に口出ししてこない人が多くなるといいなぁと思います。
最初は理由も説明していましたが、周りは言いたいだけなのでは?と気づいてからは助言は聞き流しています。
帰国後の家族会議
帰国後、今後の家族計画を話し合いました。
そして、子どもが欲しいという話になりました。
ここでの問題は2つ。
*育休制度を利用するかどうか(育休を取れる仕事に就くかどうか)
扶養内の今は家事はてくてくの仕事。
フルタイムになれば海外赴任前に逆戻りです。
それでは子どもどころじゃなく、夫と暮らしていけるのかも不安になってきた笑
また、育休をとれるようになるには雇用保険のある職場を探して1年働かないといけません。
そうなった場合、子どもを授かるタイミングがどんどん遅くなってしまう。
授からなかった場合は不妊治療もしたい。
そう考えると、仕事にウエイトを置くより、扶養内でゆるく働いて母体がストレスなく過ごせた方が良いとの結論に至りました。
もちろん、不妊治療には費用もかかることから、てくてくの労働・貯金は必須です。
育休は子どもがいなければ利用しない制度なので、
取れたらラッキーと思うことに。
そして今に至ります。
結果、子どもは授かりましたが育休はありませんでした。
しかし、パートの籍はおいていただけるとのことで、産後ゆっくりして1年くらいで復帰予定です。
フルタイムを辞める前に心配していたほど、社会との関わりはなくなりませんでした。
また、てくてくにはフルタイムとしての社会の関わりよりも、パートの方が程よい。
これで良かったと思っています。
最後に
現在の生活に満足しているてくてくですが、一つ後悔するとすれば、結婚後の転職を慎重にすれば良かったという点でしょうか。
もう過ぎたことですが…
家庭にはそれぞれ事情があり、色んな働き方があるのだと身をもって経験しました。
仕事も家庭も充実しているキャリアウーマンに憧れていたてくてくですが、雑誌やTVで言われるような例だけが成功ではないと気付きました。
キャリアも家庭も築き方はそれぞれあるし、自分自身に満足できれば他人はどうだっていいはずです。
視野が少しだけ広がったと思うし、夫への感謝や自分の限界・適性も分かってきたように思います。
次回は②家計は夫の給料で賄うについて詳しくお話ししたいと思います。
ご興味ある方はぜひ立ち寄ってください。
それではまた明日。
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