こんにちは、てくてくです。
間が空きましたが、出産報告の続きを書きたいと思います!
出産予定日を9日も超過してしまったため、誘発分娩で入院することになりました。
結果から言うと、てくてくは前処置のラミナリアだけで陣痛が来たため、陣痛促進剤は使用していません。
今日は入院部屋から陣痛室へ移動したところからです。
陣痛室でひたすら耐える
入院1日目にラミナリアを入れ、夜12時半くらいから陣痛が始まったてくてく。
陣痛が15分置きになった時点で看護師さんを呼び、一人になりたくないがために早めに陣痛室に移動しました。
陣痛室は検診の時にNSTをするために1度入ったことがあります。
その時はここで陣痛に耐えるのか~と呑気に考えていました。
移動してすぐの時も余裕があったので、写真撮っとこうかな…なんて考えつつ横になりました。
MVPグッズと不要だったもの
陣痛室では、ペットボトルにストロー付きキャップを装着し、ハンディファンとともに近くの台にスタンバイ。
今から思うと、ストロー付きキャップは本当に役に立ちました。
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迷うことなくMVPグッズです。
スマホはとりあえず陣痛室に持っていきましたが、陣痛アプリはダウンロードすることなく終わりました。
というのも、最初に報告して以降、陣痛の間隔を聞かれることがなかったのです。
体験して分かりましたが、お産が進むと唸り声で陣痛来てるのが周囲に伝わるので、測る必要ないんだな~と。
最後にはスマホどころではないので、陣痛には役立ちませんでした。
しかし、スマホは出産後家族に電話する時に使うのと、写真を撮ってくれるので必要です。
妊娠中大変役に立ったハンディファンはというと、全然使いませんでした。
陣痛中って、立ち合いの人にうちわで扇いでもらってるイメージがあったのですが。
立会不可のため、ハンディファンを持っていったものの、完全にただの荷物でした…
てくてくは陣痛中に暑いと思わなかったのと、最後にはハンディファンを思い出す余裕はなくなっていました。
産後は寒がりになり、結果入院中一度もハンディファンは使わず。
退院時には外はすっかり涼しくなっていました。
恥じらいはなくなる 剃毛・浣腸・導尿
始めのうちは、陣痛が痛いのか良く分からない感じでした。
刺すような痛みをイメージしていたためか、思っていた痛みとは違う印象。
上手く言えませんが、仙骨あたりがジーンとくる感じ。
始めは仙骨を叩いていれば我慢できていた陣痛も、陣痛が進むにつれて声を出さないと我慢できないようになりました。
「声を出さずに息を吐いてください」とか言われた気がしますが、無理です。
声を出さずにはいられません!
徐々に苦しくなってくるにつれ、たまに来るスタッフさんが励ましてくれたり、強い口調で指示されたり。
この間、基本は陣痛室で一人悶えるのみ。
基本放置なのか?と思いながら耐えていました。
陣痛が進まないとどうにも出来ないんでしょうけど、松岡修三さん的な存在がいて欲しいなと感じました。
また、時折行うNSTの度に分娩台に乗りましたが、陣痛室・分娩台の移動が結構しんどくて。
姿勢を変えたり、移動する時にもお産は進むらしいのですが、お産が進む=陣痛がきつくなるでして。
途中、剃毛も分娩台で行いました。
足が震えるのを「動かないで」と怒られながら剃毛されました。
「お産が進むから、トイレに行ってすべて出してきて」と言われたんですが、浣腸後にトイレに座った途端陣痛が来て、震えてトイレが出来なくなったのには驚きました…
すみませーん!出し方忘れましたー!!
こうトイレで叫んだことは一生の思い出になることでしょう…
さらに、トイレ後に降ろした産褥ショーツを自分であげられなくなり、震えながら立ったまま看護師さんにあげてもらいました。
なんだか自分が老人か赤ん坊にでもなったような気分。
叫ばないと居られないし、自分の意志で自由に呼吸できないし、下のお世話までされるし。
この頃には、お腹が定期的に強い力で押されているような苦しさ、そしてなんか出ちゃいそう!という感覚に。
これが良く聞く「ダンプカーで轢かれるような痛み」・「う〇こが出そう」な時か!と実感しました。
「出る――!!」と思わず叫んだ時には、さすがにスタッフさんが飛んで来ました。
分娩台へ
移動もままならなくなってきた頃から、スタッフさんが頻繁に様子を見に来てくれるようになりました。
陣痛室で度々子宮口の開き具合をチェックされます。
このチェックが痛くはないのですが(陣痛でそれどころではない)、なんとも言えない煩わしさ。
しかも、終盤は陣痛が来たタイミングでぐり~と指を入れられるので、下に出ようとする力(陣痛)と下から来る力(子宮口チェック)で訳が分からなくなりました。
また、破水したような気がしてナースコールしたものの、判断付きかねる状態だったらしく、スタッフさんが「破水かな?」「もう少し様子見る?」と相談していました。
陣痛中はスタッフさんが相談している場面に何度か遭遇し、
出産って結構グレーな状況が多いんだなぁ~と感じました
そして、何度目かの子宮口チェックでやっと「いきむ練習してみる?」との言葉が!
陣痛室で数回練習をし、分娩台に移動しました。
陣痛室の時は顎マスクでも何も言われなかったのですが、分娩台でマスクをするように言われました。
出産
それから出産まではあっという間の出来事。
分娩台に乗っている間に、スタッフさんがどんどん集合してきました。
お湯を貯めたり、機材を準備したりしている音が聞こえます。
息を吸うときにマスクが張り付いて苦しかったので、どさくさに紛れて顎マスクになりました。
「先生、お産です!五分後に!」と電話する声を聞いて、「え?もう?」と思うと同時に「やっと終わる!」と思ったのを覚えています。
すぐに先生が来て、数回いきみ方を指導された後、上手くいかなくて会陰切開されました。
特に何も聞かれず切られてしまいましたが、いつ会陰切開されたかは分かりませんでした。
その後「自分のタイミングでいきんで」と言われ、2・3回目で娘が出てきました。
どぅうるん!って感じで大きいものが出てきたのを感じました。
娘の泣き声が大きくて、なんかドラマで見たやつだ~と思いました
出産後の処置と、赤ちゃんに感じたこと
産後は放心状態で、されるがままになっていました。
出産時に奥の方まで裂けてしまったらしく、会陰切開の縫合はチクチクしましたが、陣痛比べれば全然痛くないです!
順番は忘れましたが、その後胎盤が出てきたり、骨盤ベルトを巻いてもらったりしました。
娘は予定の3200gを超え、驚きの3700g!
先生も驚いていましたよ。
すぐに綺麗にしてもらった娘がやってきて、寝たまま抱っこさせてもらいました。
その重さと言ったら!
しかも、何か匂う(羊水の匂い?)
抱いている間もずっと泣いていて、耳が痛くなるような声でした。
正直、謎の生き物って感じで可愛いとは思いませんでした。
こんな大きい生き物がいたのか~と信じがたい気持ちに。
「赤ちゃんの可愛さで陣痛の痛さなんて吹き飛ぶ」と言ったことは無かったです!
困惑しながらまじまじ娘を見てしまいました。
こう書くと、なんとも母性のない母親だなと感じます。
看護師さんが写真を撮ってくれましたが、てくてくの顔が酷すぎて母にしか見せていません。
その後、娘は看護師さんに連れていかれ、夫と実母に電話をし終わった後はゆっくり休ませて貰いました。
出産当日の体調
産後すぐは、出産を終えた達成感と同時に、母になった実感がなくてぼんやりしていました。
主に恥骨辺りの痛みと、痔になった時のようなジーーンとした痛みがお尻にありました。
産後ハイなのか、陣痛に比べれば我慢できる痛さです。
今から思うと、入院中は意外と平気で、退院すぐ~2週間くらいが一番つらかったです。
臨月辺りから骨盤のゆがみは気になっていたので、産後は毎日ベッドでこちらの骨盤体操をしていました。
少し気分も良くなりますし、退院後はかなりお世話になりました。
また、ちょっと意外だったのが悪露の匂い。
娘に感じたのと同じ匂いなんですが、トイレに行くと地味に匂う。
体にため込んだ悪いものが出てきているような匂いです。
悪露と生理の出血はやはり違うんだなと感じました。
この匂いは、産後1か月くらい付き合うことになります。
最後に
長々と書きましたが、出産を通して感じたことは、世の中のお母さんってすごい!ということです。
自分の母に対しても、よく姉を産んだ後に2人目(てくてく)を産もうと思ったな…と感心しました。
2人子どもが欲しいと思っていましたが、今は子どもは1人で十分です。
もう二度と出産したくないですね
母も姉を出産した時に同じことを思っていたらしいですが、いずれ忘れて2人目欲しくなるよと言われました。
コロナ禍の出産に不安はあったものの、実際に気になったのはマスクくらいです。
入院~退院まで、個室に居る時以外はずっとマスクの着用を指示されました。
(一人きりの陣痛は不安でしたが、立ち合いに関してはしない人は元々いますし、コロナに限ったことではないと思うので。)
また、入院中のことについて触れると、てくてくの産院ではコロナ対策で母子ともにずーっと面会禁止。
しかし、これが意外と快適でした。
しっかり休めるし、久しぶりの一人の時間を楽しめました。
楽しみだったお祝い膳。
入院中はご飯がとにかく楽しみでした。
(一応言っておくと、家族が嫌いなわけではなく、疲れた時は一人になるのが好きなのです。)
これが面会OKだったら、お客さんの対応で気が休まらなかったし、自分の体調を治すことまで気が回らなかったと思います。
もちろん、このことは誰にも言えませんが…
ちなみに、沐浴指導で一緒になった方は、「面会なくてめっちゃ寂しい!!」って言っていました。
感じ方はそれぞれのようです。
コロナは今後も収まりそうにありませんし、もっと快適に出産できるよう色々変わっていってほしいですね。
それではまた明日。
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