こんにちは、先月女の子を出産したてくてくです。
話には聞いていましたが、産後はあっという間でもう1か月経ちました。
先日無事1か月検診を終え、母子ともに外出OKを貰いました。
今日は思ったより暑かったので、娘は自宅待機してもらい、一人コンビニまで行ってきました。
外はすっかり秋になっていてびっくりしました。
入院前は黄緑色だった稲穂が黄金色に、あぜ道には彼岸花が。
写真を撮っていると、ナイスタイミングでアゲハ蝶がやってきました!
夢中で連写して、こちらがお気に入りの一枚です。
入院前はイチジクが食べ頃だったのですが、空を見上げると柿が熟していて、果物も秋のものに変わっていたり。
秋ですね~
外に出られないと、少しのことで感動します。
それでは、前置きが長くなってしまいましたが、産後~現在の体調についてご報告します!
産後すぐの体調
産後すぐは、あらゆるところが痛みますが、興奮していたので案外我慢できました。
痛みが来るたびに、陣痛・出産に比べれば大したことない、と自分に言い聞かせていました。
しかし、今から思うと地獄のようでした。
陣痛中に助産師さんに指で産道をぐり~と広げられるのですが、その辺りが痛むたびに陣痛を思い出して苦しくなり。
悪夢も毎回見ていました。
夢の中で何度出産したことか…!
また、出産時に会陰切開をしたところが腫れていたので、お尻に痔の様な腫物が出来ていました。
特に治療はしていませんが、地味に主張するやつでして。
トイレでも、座っていても、立ち上がっても痛い。
この腫物が気にならないまでに1か月かかりました。
しかし、一番しんどかったのは恥骨痛です。
消炎鎮痛剤はカロナールでは効かず、ロキソニンを服用していました。
このロキソニンのおかげか、てくてくは後陣痛はあまり感じませんでした。
退院時、周りのお母さんはスタスタ歩けているのに、てくてくはヨボヨボでした。
産前にご紹介したピジョンの骨盤ベルトが、産後は手放せない生活。
産後1か月の今は、調子が良ければ骨盤ベルトがなくても大丈夫になってきました。
しかし、娘が重いのなんのって。
約3700gの娘を抱っこすると、ずしりと恥骨に痛みが走ります。
授乳も重くて、途中から腕とお尻が悲鳴を上げていました。
周りの赤ちゃんの小さくてか弱い姿を見ると、うちの娘はどうしてこんなに大きいんだと嬉しいような辛いような気持ちになりました。
今は大きくて良かったと思っていますが、産後抱っこをするなら小さい方が良いですね。
退院後の生活
恥骨痛がひどかったので、てくてくはそれに特化した生活を送っていました。
とにかく横になり、家事は夫と通って来てくれる母に頼り切り。
娘を抱っこすると重くてつらいので、夜の授乳以外は夫と母にしてもらいました。
そして、娘が寝ているときは眠る。
体力回復のためにとにかく眠りました。
母乳は諦めた
また別の機会にお話しますが、てくてくは母乳が最初あまり出ず。
母親学級で聞いていたので、母乳がさほど出ないのは想定内でした。
しかし、てくてくの乳首が赤ちゃんの吸いにくい形をしているとかで、乳頭保護器を使って母乳をあげることに。
そのため、ミルクをあげるまえに左右10分ずつおっぱいを吸わせていました。
これにより、母乳が出るように刺激を送るのと、乳首が赤ちゃんの吸いやすい形に変わっていくのだとか。
しかし、病院の介護用ベッドから床で寝る生活になったため(てくてくの家はベッドがない)か、退院後の恥骨痛は悪化する一方。
さらに授乳時にある乳首の痛みと、母乳が出なくて泣く娘を20分間抱いているストレス、抱いている間の恥骨痛により参ってしまいました。
そこで、もともとあまり出ない母乳をあげるより、完全ミルクにしたら夜でも夫が授乳できて楽だなという話になり。
見たことないくらい衰弱したてくてくを見て、夫も夜間の授乳を協力してくれると言ってくれました。
ミルクのいいところは、母親以外でも授乳できること。
もともとは母乳とミルクの混合で育てるつもりだったのですが、完全ミルクに振り切ることにしました。
退院前に看護師さんから聞いた話によると、今のミルクは凄く良く出来ているので、金銭的なデメリット以外は母乳と変わりませんよとのこと。
ということで、未練なく母乳を諦めました。
完全ミルク育児に
ミルクでの育児ですが、今のところ思ったよりストレスフリーです。
かなり楽な気でいるのですが、母乳が出ていればまた違った印象だったかもしれません。
母乳育児をされた方からは、「添い乳が出来ないから大変じゃない?」と良く言われます。
しかし、添い乳をしたことがないてくてくには分からないので問題なしです。
また、ウォーターサーバーがお湯・水どちらも出るタイプを用意していたので、夜間の調乳も楽々。
完全ミルク育児をされる方はウォーターサーバー必須だと思います!
使っている哺乳瓶は助産師さんおすすめ、ピジョンの母乳実感です。
出産前は、この哺乳瓶を3つ用意していましたが、さらに2つ追加しました。
これで計5つの哺乳瓶を用意したことになりますが、これでちょうどいいと感じ。
5個あれば立て続けに使っても、うっかり汚しちゃっても、夜洗わなくてもなんとかなります。
ちなみに哺乳瓶の消毒は、赤ちゃん本舗の電子レンジ・除菌剤どちらでもできるものを購入しました。
主に除菌剤での使用をしています。
楽天市場には、ベビーザらスのものがありました。
除菌剤は、つけて置けばあとは放っておけるのがポイント高し。
電子レンジは結局使っていないので、除菌剤のみ対応のものでも良かったかも~
しかし、除菌剤の原液はかなりキツい薬剤みたいで、原液が飛び散ってしまった寝間着は漂白されてしまったので注意が必要です。
*2020/11/16追記*
生後2か月の今は、電子レンジで除菌しています!
除菌剤がなくなったタイミングで、電子レンジでの除菌に切り替えました。
予想以上に使い勝手が良かったです。
理由の1つに、ミルクを1度に飲む量が増え、飲む回数が減ったという点があります。
飲む回数が減ったので、哺乳瓶を以前ほど急いで洗う必要がなくなりました。
現在は、食後の食器洗いのついでに、まとめて哺乳瓶を除菌しています。
2つ目の理由は、電子レンジならたったの5分で除菌出来る点。
除菌剤だと1時間浸さないといけませんが、眠くていつ浸したか分からなくなる時がありました。
時間が経つのが早くて、何時に何をしたか分からなくなるのです。
新生児と生後2か月ではミルクの飲み方はかなり変わってくるので、除菌方法も変わってくると思います。
この除菌グッズなら、除菌の仕方も柔軟に変えていけるのがいいですね!
ちなみに、産院では「生後1か月以降は指しゃぶりをし始める子もいるので、哺乳瓶を除菌する必要はない」と聞きました。
育児書だと2.3か月くらいまで除菌するよう書かれているものもあります。
娘も1か月半くらいから指しゃぶりを始めましたが、てくてくは一応哺乳瓶の除菌を続けています。
新生児との生活
完全ミルクにしたためか、てくてくの娘は夜2回授乳するだけであとはスヤスヤ眠ってくれています。
母乳だったらこうはならなかったかもしれないので、結果オーライです。
また、基本的に機嫌の良い子みたいで、夕方・夜寝る前のぐずりを除けば結構育てやすいかな?と思います。
なんで泣いてるか分からないことも多いけど、夫と母の協力もありそこまで思いつめずに暮らせています。
一番しんどかったのは、体調が悪かった退院後すぐ~2週間後くらい。
体調が徐々に良くなるにつれて、育児に対しても前向きになり、娘も可愛く見えてきました。
体調を整えることで、育児も楽しくなってきます!
産後1か月の体調
徐々に調子が戻ってきましたが、産後1か月はまだまだ無理は禁物。
最低でも産後2か月はゆっくりとした方が良いそうです。
今気を付けていることは、とにかく体を温めること。
もともと暑がりだったのですが、今はすっかり寒がりです。
腹巻や靴下を付けて過ごすと体調もいい感じ。
やっと湯舟にも浸かれるようになったので、体全体が温まり疲れもとれるようになりました。
一時とんでもなく増えたニキビも、湯舟に浸かるようになって減ってきたので本当に良かった。
痛い・だるいといった不調以外に、こうした美容のトラブルも精神的に結構苦しくなりますよね。
いつかは必ず治るので、気にしすぎず過ごしたいものです。
また、産後鮮血が続いた悪露は、今は水っぽいようなものに変わっています。
ここで無理をすると、鮮血に戻ってしまうので要注意です。
鮮血が出てしまう時は体調も良くない気がするので、その時はなるべく休むようにしています。
最後に
いかがでしたでしょうか。
産後の体調の戻りは人それぞれなだと思いますが、出産は体に大きなダメージが加わる点では皆さん同じだと思います。
てくてくが感じたことは、どんな関係性の人であれ、借りられる手は借りたほうが良い。
もし無理をしそうなのであれば、少しくらい大げさに演技をしてでも休む。
特に男性は想像がつかないみたいで(当然かもしれませんが…)、こちらから伝えない限り伝わらないと感じました。
それが自体いけないとかではなく、伝えられる人間になったほうがお互い楽だし、結果早く体調が戻るので良いと思います。
体調が戻れば、赤ちゃんもたっぷりお世話できるようになりますしね。
てくてくは幸い夫も母も協力的だったので、有難く休ませてもらいました。
今年はコロナの影響で、ワンオペでお世話しなければならない環境の方もいらっしゃると思います。
出産だけでも大変なイベントですが、その後に待つ育児は想像以上に大変だと感じました。
この体験により、妊婦さん・子連れの方の大変さが多少分かるようになりました。
なかなか人と接することがしづらい世の中になっていますが、お互い助け合えるようにしていきたいなと思います!
それではまた明日。
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