どのゲラニウムにする? 別名・フウロソウの品種紹介

ガーデニング

こんにちは、てくてくです。

お花屋さんでも夏の花が並び始めましたね。

今日は、初夏に美しい花を咲かせるゲラニウム(別名:フウロソウ)についてご紹介します。

実は、以前書きましたゲウムの記事が好評なので、調子に乗ってゲラニウム版もしてみようと思った次第です。

てくてくはゲラニウムが大好きでして、我が家にあるのは3種類となります。

新しいゲラニウムに出会う度に自制し、無理なら夫に止めてもらい、今のところ3種類に抑えています。

この記事がご好評いただけたら、ご褒美に種類を増やそうかなと目論んでいます。

我が家は暖地になり、冬は雪が1・2回積もる程度の気候になります。

よろしければご参考にしてみてください。

それでは行きましょう。

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ゲラニウム基本情報

ゲラニウムは、フウロソウ属の多年草。

多年草(宿根草)なので、場所が気に入れば毎年大きくなります!

フウロソウ属で100以上の品種が存在しますが、ゲラニウムは大きく2種類に分けられます。

草丈が40㎝以上になる高性種と、草丈が低く高山原産の高山種です。

高山種は暖地での夏越しがやや難しいけど、高性種は暖地でも夏越ししやすい特徴があります。

今回ご紹介するゲラニウムはすべて高生種だと思われます。

個人的には、高山種を気兼ねなく育てられる寒冷地がとても羨ましいです。

春に良く見るアメリカフウロやゲンノショウコという雑草も、ゲラニウムの仲間。

よく似た名前のゼラニウムは別もので、テンジクアオイ属(ペラルゴニウム属 )なんですって。

ゲラニウムを育てる時の注意点

ゲラニウムが枯れる原因は夏場の高温多湿によるものがほとんどだそう。

そこで、てくてくがゲラニウムを育てる時に気を付けている点は、日当たりと水はけです。

できれば東側の午前中だけ日が当たる場所や明るい木陰がベスト。

あんまり日陰だと花付きが悪くなってしまうし、涼しいところの植物だなぁと感じます。

植える時は、腐葉土などで土壌改良するか、盛り土をして水はけを良くしています。

レイズドベッドは水はけが良いので植物もイキイキ

蒸れ予防では、花後の切り戻しも重要みたいです。

また、土地に合う品種選びも大切だと感じました。

せっかく手を尽くしたのに枯れてしまったら、心も疲れてしまいます。

楽天市場のおぎはら植物園さんがとても細かく品種紹介してあるので、勉強させてもらっています。

ゲラニウムロザンネ

ゲラニウムの中では花が大きめ

まず、昨秋植えたゲラニウムロザンネをご紹介します。

苗を購入したおぎはら植物園さんの情報によると、「ゲラニウムの中では開花期間が長く、色の濃さ・丈夫さがフウロソウの中でもトップクラス」なんだそうです!

てくてくはゲラニウムロザンネが好きすぎて、保険で2苗育てています。

そんなゲラニウムロザンネの基本情報はこちら。

【基本情報】
学名:Geranium ’Rozanne’
花期:初夏~晩秋にかけて(四季咲き)
花のサイズ:4~5㎝
株張り:大きくなると80㎝程に
草丈:40㎝程度
置き場所:昼から半日陰が理想
耐寒性:強い
耐暑性:やや苦手

我が家では5月の第1週に開花を始めました。

ゲラニウムロザンネの一番花

ゲラニウムロザンネの面白いところは、気温が低いと青味が強く、気温が高いと赤紫になること。

バラとの相性が良いと聞き、我が家ではバラ2本の株元にそれぞれ植えています。

四季咲きのマチルダとは開花がギリ合いましたが、イングリッシュローズのザ・レディ・ガーデナーの開花には追い付きませんでした。

バラ・マチルダとゲラロザンネ

 

ザ・レディ・ガーデナーの木陰で咲くロザンネ

ゲラニウムロザンネはイギリスの植物園で一目ぼれしたのですが、むこうは涼しいからかほぼ真っ青で咲いていました。

あの美しさは涼しい地域でしか見れないかも。

チンチラさん

暖地でも冬の開花は透き通る青さで、惚れ惚れするくらい綺麗!

また、ゲラニウムロザンネの驚くべきところは、開花期間の長さ。

昨秋買ったのが9月下旬、植え付け後すぐに開花が始まり、12月下旬まで咲いてくれました。

その後、地上部はしっかり枯れ枯れになり、春の芽出しに気づいたのが3月末。

芽出しは3月末

5月3週目の現在の様子がこちらです。

5月3週目の様子

横に横に花が伸びて咲くので、バラの株元を隠さないようにこっそりレンガでガードしています。

寒い地域なら夏も咲くらしい…いいなぁ。

我が家は暖地なので夏は一旦落ち着くかもしれませんが、春~初夏・秋~冬の2期咲きでも十分お得な品種と言えそう。


フウロ草(ゲラニウム) ‘ロザンネ’

今年が初めての夏なので、夏越しについてもまたご報告しますね。

ゲラニウムケンブリッジ

もう何度も登場しているゲラニウムケンブリッジですが、多分これで最後…かな?

ローズピンクで爽やかな雰囲気

もう見飽きた、という方は次の項目へGO!して下さいね。

ゲラニウムケンブリッジの基本情報はこちら。

【基本情報】
学名:Geranium ×cantabrigiense ‘Cambridge’
花期:我が家では4月下旬~8月
花のサイズ:2~3㎝
株張り:30~45㎝(2年目の我が家は40㎝くらい)
草丈:15~20㎝程度
置き場所:日向~半日陰
耐寒性:強い
耐暑性:強い
*地下茎でも増える

花首が立ち上がるように咲くので、開花期が一番草丈が高かったです。

今年は大きくなり過ぎたので、苦渋の決断で開花期に一回り小さく刈り込みを行いました。

下の画像で、手前のピンクのお花がゲラニウムケンブリッジです。

ゲラニウムケンブリッジとバラ・マチルダ、宿根アマ

 

マチルダとゲラニウムケンブリッジ

ピンク×ピンクでどうだろう…と思っていたけど、咲けばまぁそれなりにキレイです。

でも、やっぱりゲラニウムロザンネとの組み合わせの方が好きかな。

花後にバッサリ切り戻し、今はコンパクトに収まっています

花後の切り戻しから2週間後

去年はぽつぽつと5月~8月まで咲いていたけど、今年は4月に一斉に咲きました。

今年はもう咲かないかな?と思っていたら、最近ぽつぽつ2番花が咲いています。

2番花と1番花の大きさに差はない

何をしてもへっちゃらな強さも、ゲラニウムケンブリッジの良い所ですね~

チンチラさん

ぽつぽつ咲いてくれるのは嬉しい!

気になる夏越しですが、ゲラニウムの中では暑さに強い品種と言われています。

去年は盆明けの大雨で少し弱っていたので心配しましたが、秋になればとたんに元気に。

冬は落葉するのではなく、葉っぱの一部が枯れこんで、下の新芽を守るようにして冬越ししました。

春先に枯れ葉を取るくらいで、とても手入れが楽。

昨年購入したネットショップで今年も販売が始まったので、気になる方はチェックしてみて下さい。


ゲラニウム 芳香種 ケンブリッジ 3号ポット苗 イングリッシュガーデン 香り 宿根草フウロ草 ゲラニューム

よく似た品種にカルミナやビオコボというゲラニウムがあって、その子達も暑さに強いらしい。

見た目も性質も大差ないようですが、ケンブリッジの方が全体的に少し小さいそうです。

黒花フウロ

シックな雰囲気の黒花フウロ

てくてくの住むような田舎では、ロザンネやケンブリッジはネットじゃないと購入できないですが、意外にも黒花フウロは育てている方が多いです。

種の発芽率も高いようで、フリマサイトで種を買ったという人も聞きました。

基本ほったらかしで大きくなる上に、和洋折衷OKな雰囲気で幅広い世代に人気のよう。

そんな黒花フウロの基本情報はこちら。

【基本情報】
学名:Geranium phaeum var.phaeum
花期:4月~7月
花のサイズ:2~2.5㎝
株張り:大株になりやすい(具体的な数値なし)
草丈:90㎝程度
置き場所:日向~半日陰(暖地では午後は日陰がおすすめ)
耐寒性:強い
耐暑性:普通
*こぼれ種で増える

個人的には、「大人可愛い」とは、黒花フウロのためにある言葉だと思います!

3月に苗を購入して、4月には開花を始めました。

春に咲いていたゲウムプリティーコートピーチと一緒に生けてみましたが、なんとも言えない渋さ。

他のゲラニウム同様、どんどん咲いては散っていく、潔い花です。

ロザンネとケンブリッジの2つと異なる点は、草丈が90㎝くらいと高めなこと。

育てたこの2カ月の間では、株全体が背が高くなるというよりは、花がつく茎だけがすぅーっと大きくなる印象を受けました。

3号ポットを3月に購入、5月3週目現在の様子

葉っぱは株元でわさわさしているだけなので、そこまで圧迫感は感じません。

大きくなりやすいそうなので、今後どのように大きくなるのかが楽しみ。

また、黒花フウロを含むファエウムという品種グループは、ゲラニウムの中では暑さに比較的強いんだそうです。

枯らさないために、鉢増しして秋に定植しようと思っていたのですが、4月の時点でなぜかバテ気味。

調べてみると、鉢増ししていたにも関わらず、中で根っこがギュウギュウに!

とりあえず東の半日陰に定植しました。

和の植物とも相性抜群!

チンチラさん

こんなに元気なら、夏も大丈夫でしょう!

調べてみると、てくてくが苗を購入したおぎはら植物園さんでは黒花フウロは完売でした。


クロバナフウロ(黒花フウロソウ) ポット苗

次の販売は10月頃のようですので、別のショップのリンクをご紹介しておきますね。

狙っているゲラニウム

てくてくが次に狙っているのは、白い斑入りの黒花フウロと、青い小花のビルウォーリスというゲラニウムです。

我が家にある黒花フウロは斑が入らない品種で、他にも黒い斑入りの黒花フウロもあります。

そして、先日、白い斑入りの黒花フウロに出会ってしまったんです…

欲しい!という気持ちを抑えて、帰ってきました。

というのも、ゲラニウムに適切な半日陰が、庭にはほとんど残されていません。

ネットでは売っているのを見たことががないので、画像は貼れませんが…

日陰に植えたら、葉色が斑入りなのでパッと明るくなるし、派手過ぎずいい味出してくれそうだと思いました。

一方、ビルウォーリスはロザンネのような青色で、2㎝くらいの小花が一斉に咲くんだそうです。

こぼれ種でも増えるみたいで、フリマサイトでも種や苗が出回っています。

てくてくは青い花も小花も大好きでして、その両方を持つビルウォーリスはめちゃくちゃ欲しい…

こちらも植える場所の関係で手を出せずにいます。

将来的には、もう1本くらい庭に大きくなる木を植えて、株元にホスタやゲラニウムを植えたい。

チンチラさん

その時のために、今後も情報収集をしていきたいと思います!

このブログでは、植物を実際に育ててみた感想をご紹介しています。

今後も随時更新をしていきますので、宜しければまたご覧になって下さいね。

それではまた明日。

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