つるし飾り制作①桜 着物リメイクで雛祭り準備 

つるし飾り

こんにちは、てくてくです。

今年も早いもので、もう11月になりました。

今年の6月から始めたこのブログも、ついに半年になりました。

徐々に見に来てくださる方も増え、細々と続けてきて良かった~と嬉しく思っています!

今日は来年3月の初節句に向け、つるし飾りを作るという長期計画の第1回目。

完成は数年掛かるかもしれませんが、長い目で見ていただけたらと思います~

それでは行きましょう。

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参考図書

前回の記事でご紹介した本と同様に、今回も「いちばんよくわかる つるし飾りの基礎」を元に制作していきます。

型紙が大きめで、タイトルどおり分かりやすい本です。

ちりめんは正絹?化学繊維?

今回はハレの日の飾り物と言うことで、素材にはこだわりたかったてくてく。

出来れば正絹で作りたいな~と思ってました。

正絹を探しましたが、どうも新品で購入すると高い…

安価なものでは、ポリエステルやレーヨンのちりめんもあるようです。

化学繊維のちりめんは虫食いの心配がない+水にも強いので、これはこれでアリ。

楽天市場で美しい16色セットを見つけました。

古布の衛生面とかが気になる方や、ハッキリした色合いが好きな方は、新品の化学繊維が良いかもしれませんね。


つまみ細工 一越ちりめん 無地16色 【A4】カットちりめんセット |ちりめん細工 初心者 つまみ細工 布 裁断 つまみ細工道具 母の日 (びわだや) 手作り 手芸

てくてくは正絹の光沢や繊細さが好きなので、複数のフリマアプリで古布の端切れセットを探しました。

着物を解いて端切れとして販売している方がたくさんいて、どれにしようか迷いました。

実際に購入したのがこちらです。

ヤフオク!に出品されていたちりめんの端切れセット。

色々な生地が入っている点と、後から気に入った柄だけ追加購入できる点が気に入りました。

チンチラさん

光沢のある織模様が綺麗!

てくてくは生地に詳しくないのですが、思っていたちりめんとは少し違っていました。

調べてみると、丹後ちりめんについての記事ですが、写真付きの分かりやすいサイトがありました。

なるほど、色々な織り方があって奥深い。

俄然やる気になってきました。

桜袋

本に載っていた桜袋が綺麗だったので、まずは桜袋をつくることに。

桃の節句なのに桃じゃなくていいのか?と思いましたが、つるし雛(飾り)について調べると、定番のモチーフのようでした。

使用したもの

表に使ったちりめんは2種類。

花弁は薄いコーラルピンクの生地。

菊の模様でしょうか?

花のヘタ?(巾着)部分は、鮮やかな黄味がかった青で、波と鶴の模様。

チンチラさん

どちらも単色の織模様なので、今後色合わせしやすそう

内袋にはおなじみの祖母の着物生地。

お察しの通り、余りまくっています。

表地との色合い的に不本意ですが…

内袋も正絹にしても良かったんですが、実際に作ってみると内袋にかなり苦戦しまして。

正絹→ポリエステル→祖母の着物生地と順に試して、祖母の着物生地が一番扱いやすかったです。

おそらく麻か綿の生地と思われます。

また、見えないところに絹はもったいない…と貧乏性も発動しました。

さらに、今回は使用する生地は正絹なので、絹糸・絹針も調達しましたよ!

これも完成度を上げるため~

一個一個は高くないですが、絹糸を生地色に合わせて購入するのはなかなかの出費だったので、目立つ部分の色だけ購入することにしました。

制作過程

型紙を取り、写して裁断します。

反復の織模様なので、柄の入り具合を気にせず写しています。

柄の入り具合は、気にする方は気にするのかな?

完成度に影響しそうな気もしますが、生地が足りなくなるので気にしないことにします!

購入した絹針ですが、非常に縫いやすくてびっくりしました。

絹用だからなのか、新しいからなのかは不明ですが、道具って大事だと思いました。

作業中のストレスも違うし、仕上がりも変わってきますよね。

てくてくみたいな初心者には、残念ながら「弘法筆を選ばず」とはいかない。

こちらは、花弁の前側のパーツを縫い合わせて、刺繍をしているところ。

指示通り接着芯を貼り付けているので、かなりしっかりした縫い心地。

安定感がありますし、切れ端が解けてこないので縫いやすいです。

思ったより優しい色合いになりそう。

後ろ側も出来たら、前と後ろを縫い合わせていきます。

恥ずかしながら、写り込んだ待ち針がひん曲がっています。

この待ち針は小学生の時に買った裁縫道具セットのもの。

うっかりミシンで縫って曲げてしまい使いにくくなってきたので、新しい待ち針も欲しくなってきました。

それはさておき、ここまで難しいと感じることなく進めました。

問題は次の工程の内袋。

最初は正絹でしていましたが、本の通りしているのに出来ず。

やり方を勘違いしている?と思い何度かしましたが、接着芯なしのちりめん生地をうまく扱えず断念。

リエステル生地に変更しても出来ず。

最終的に写真の生地(祖母の着物地)で成功しました。

最後に後ろ側の巾着部分になるところを縫い付けて完成です。

ここもなかなか大変でした。

てくてくは、まつり縫いに慣れていない。

また、型紙通りのはずなのに、縫い合わせる花びら部分と巾着部分の長さが1センチくらい違っていたのです。

本を何度も読み込みましたが、どうしてなのかはわかりませんでした。

ここでの苦戦により、ちりめんの切れ端が解れてきて、ちょっとイライラ。

最後の最後で難しく感じました。

こういう時、ズバッと解決してくれる人がいたらな~と思いますよね。

結局、巾着部分を短くして縫い付けました。

完成

前から見るとこんな感じ。

後ろはこんな感じ。

初めての割には上手くできた(ごまかせた)と思います!

ちょっと大人しい雰囲気になったので、めしべ部分は金糸でした方が豪華で良かったかも。

花弁内には綿を入れているのですが、本の完成図と微妙に違ってしまったので、綿を入れ過ぎたのかもしれません。

チンチラさん

指示通り作っても、見た目に差が出てしまうんですね~

やはりプロはすごいなと感じました。

巾着の紐は、生地に合わせて青色にしたいと思っていますが、つるし飾り全体の色合いを見てから決めようと思います!

*追記*

後日、2個目を作ってみると、縫い合わせる花びら部分と巾着部分の長さがきちんと合いました!

何故なのか…不思議です!笑

2個目の生地は、青みがかったピンクに変更してみました。

2個並ぶと可愛い。

たくさん作りたくなってきました。

これからどんどん作っていこうと思います!

最後に

いかがでしたでしょうか。

実際に作ってみて思ったことは、生地が美しいと縫うのが楽しい!ということ。

和布(しかも正絹)を縫う機会はなかなかないと思います。

てくてくは祖母の着物のリメイクを始めてから和布を手にするようになったのですが、本当に楽しい。

生地自体が美しいから、丁寧に扱おうと思うし、丁寧に扱うから完成も綺麗に仕上がる。

素材が仕事に答えてくれている実感があります。

最後は難しかったけど、1度乗り越えられたら次は出来そうな気がします。

娘の寝ている間に、随時作っていきたいと思います。

それではまた明日。


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