こんにちは、てくてくです。
昨日はファイナンシャルプランナーに住宅ローンについて相談した話をお届けしました。
↓↓前回の記事はこちら
無理のない資金計画で、家づくりの背中を押してもらったてくてく家。
今日は、住友林業にした理由についてお話したいと思います。
それでは行きましょう。
ハウスメーカー選びには「理想の家」が役に立つ
皆さん理想の家って、それぞれあると思います。
てくてくにもありました。
純和風の坪庭がある京町屋。
イギリスの田舎のはちみつ色のレンガの家。
両極端ですが、どちらも大好きです。
住むなら憧れの2択だったのですが、実は両方滞在したことがあります。
京町屋は、学生時代のバイト先だったので毎週のように通っていました。
坪庭が本当に気持ちいい。
家の中は夏でも風が通り涼しかったです。
バイト先の社長一族が100年以上住んでいるそうで、艶のある木材は年季が入っていて素敵でした。
イギリスのレンガの家は、古民家を改装してB&B(民宿)になっているところに宿泊しました。
外観はしっとり時代を重ねて、自然になじんだ印象。
中はすっかり綺麗になっていて、水回りは最新。
紅茶を飲みながら庭を眺めたり、良い生活できそうです。
京町屋もイギリスのレンガの家も今でも大好きですが、実際に滞在してみて感じたことは、短期の滞在なら良いのですが、長期的に過ごすのはちょっと違う。
![チンチラさん](https://www.think1while2walikng3.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG_0406-2-scaled.jpg)
物件探しをしたことがある人ならわかると思うのですが、
どんなにいい物件を見せられても
何故かしっくりこないことってありますよね。
理想の住みたい家と、実際に住んで落ち着く家は違うと思います。
最初は夢が膨らみ、古民家を買って改装するか伝統工法の日本家屋にしようか、なんて思ったりもしました。
しかし、日本の伝統的な家屋は個室の独立性が低く、プライバシーの確保という点ではいまいち。
改築も費用がかかることから、現代の住める家を考えることにしました。
ただ、ハウスメーカーを決める上で、この理想の家が役に立ちます。
てくてくの場合、京町屋もイギリスの民家も共通しているのが、「永く住んでいくうちに味わいが出る家」ということ。
また、大きい家というよりはこじんまりしている家。
そして庭がある家。
譲れないことを明確に
てくてくの家での希望は3点。
②小さめの家
③庭がある家
①に関しては、木材などでエイジングを楽しめる家が良い。
間取りは年を取っても過ごしやすいようにしたい。
②は資金的にもそうせざるを得ない状況なので、心配なし。
③に関しては、日当たり含め土地次第なので、ハウスメーカーには関係なし。
ということで、
①永く住んでいくうちに味わいが出る家を軸にハウスメーカー選びを行いました。
検討していたハウスメーカーは3社
さて、お待たせしました。
本題に入りますと、住友林業、ダイワハウス、ライフデザインカバヤの3社で迷っていました。
それぞれの理由は、
住宅展示場でインテリアと広々空間にひとめぼれ。
無垢の床材が標準装備であること。
*ダイワハウス
D-roomに住んでいたことがあり、設備等の使い勝手が良かったから。
鉄筋構造で地震も安心。
*ライフデザインカバヤ
てくてくの住む地域に強いメーカーで、土地情報などが豊富だから。
住友林業・ダイワハウスに比べ費用を抑えられるから。
小回りが利いて、提案などが2社よりスムーズでした。
ちなみに、工務店は信頼できるところを知らなかったので、品質が一定のハウスメーカーから選ぶことにしました。
最初の脱落はダイワハウス
建売住宅を何軒も見せていただいたのですが、ピンと来ませんでした。
恐らく鉄筋住宅の造りがなじみが薄かったことと、「流行りのお洒落な家」だということ。
普通は利点のはずですが、「良いものを長く使いたい」というてくてく家の思想とは逆かなと。
![チンチラさん](https://www.think1while2walikng3.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG_0406-2-scaled.jpg)
てくてくの勝手な印象ですが、
「永く住んでいくうちに味わいが出る家」というより、「古さが気になる家」になりそうだと感じました。
また、太陽光発電・エコキュート・蓄電器の3種の神器を勧められ、当時はかなりお得な割引もありました。
むしろ、その3種を搭載しない方が高くつく、なんてことも言われたり。
太陽光発電に関してはてくてくは懐疑的は印象しかなく、将来の負債を屋根に乗っけるのは嫌だと思う派です。
そのお金があるなら別に費用を使いたい。
ダイワハウスはお断りすることにしました。
ライフデザインカバヤ
住友林業とライフデザインカバヤは本当に迷いました。
住友林業と同じ木造の会社になります。
床材も、オプションで挽板に変更可能です。
無垢程ではありませんが木の雰囲気は感じられるし、傷に強いので、子育てを考えると現実的です。
一番気にしていた耐震に関しては、ライフデザインカバヤは耐震等級3です。
住友林業には劣りますが、てくてくの住む地域は昔から地震が少なく、正直十分かなという印象。
また、ライフデザインカバヤは、どんどん土地も間取りも紹介してくれました。
こんなに土地があったの?とびっくりするくらい。
地域に強いメーカーって、こういうことなんだなと実感。
地域性を良く分かっているので、全国区の住友林業より痒い所に手が届く感があります。
県民性ですかね。
いくつかの土地を選び、間取りも何回も書き直してくれました。
ただ、どうも間取りがしっくりこない。
何度も打ち合わせを行い、営業さんもとても良い人。
![チンチラさん](https://www.think1while2walikng3.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG_0406-2-scaled.jpg)
これは言葉では説明できないのですが…
希望は全て入れているはずなのに、住んでいる姿を想像できないんです。
申し訳ないのですが、ピンと来ないんですね。
住友林業で間取り作成依頼
一方、住友は間取り・見積もり作成に5万円を支払うようになります。
もちろん、契約しなければキャッシュバックされます。
住友で紹介してくれた土地の中から、同じように3LDKの間取りをお願いしてみました。
打ち合わせでは、PCを見ながら間取りを変更してくれます。
すぐに希望が反映され、3Dもあるので非常にわかりやすい。
すると、あれほどしっくりこなかった間取りが、住友だとしっくり来るではありませんか!
「ここでこんなことをして…」と想像がどんどん膨らみます。
ここなら永く住めそうだ、と直感しました。
同じ3LDKなのに不思議です。
これが住友林業の底力なのかもしれません。
住友林業に決定
ひとつ考えたのは、ライフデザインカバヤに、住友林業の紹介した土地で住友林業のような間取りで作ってもらうこと。
建築費用が抑えられるのではないかと考えました。
しかし、カバヤの営業さんに悪いなと思ったのと、1発でしっくりくる間取りを出してきた住友林業に期待が爆上がりしたことがあり、この案はてくてく夫婦の心の隅に置いておくことにしました。
住友林業に決定する最後のネックは価格だったのですが、前回お話したFPさんに背中を押してもらい住友林業にしました。
最後に
いかがでしたでしょうか。
ハウスメーカー選びには、家の好みが反映されます。
おしゃれな家が好きな人、そうでない人。
性能で選びたい人、そこまで気にしない人。
天井が高い家が好きな人、そうでない人。
それぞれあるから面白いですね。
次回は、間取り決定についてお話したいと思います。
それではまた明日。
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